漫ナンパ
始発
電車を待っている間に漫画を読んでいて
電車来て座ってたら
隣に座った男性(中村獅童と浅野忠信が入り混じった感じの酔っ払い)
がいきなり
「なんの漫画読んでるんですか?ちょっと見せてもらっていいですか?
いやちょっと気になって、、見せてくれたら離れるんで!」
と話し掛けてきたので
おそるおそる漫画を差し出したら隣で読み出した。
(えっ?!読み出したよこの人!!)
「へぇ〜面白いですね、これどこの漫画なんですか?」
「ヤ●ジャンです…」
「ヤ●ジャンかぁ、へぇ、ってかこれなんで読んでるんですか?」
「いや、この作者の方とさっきまで飲んでたので…」
「ええっ!スゴイっすね、尊敬します。あっ、漫画家さんが!」
「はぁ」
「いや僕は、普通のサラリーマンなんすよ」
「のわりにはいかついですね。」
「いやこれとこれだけですよ!」
(指輪とピアスがゴツいシルバーアクセ)
「何されてるんですかぁ、?」
「いや普通に、いやまぁ、えーと、接客ですかね。」
「あーぽいですね、なんか、親しみがあると言うか、着物似合いそう」
(なんで着物がででくねん!)
「いやまぁ、よく言ってもらてます」
「銀杏ボーイズ好きですよね?」
「えっ、はぁ、まぁ、ふつうに、」
(とうとつ!)
「みねた好きですよね」
「えっ?はぁ」
(いやべつに…)
「じゃあキスしてください!」
(なんでやねん!)
※ちなみに普通にチラホラ乗客いるにもかかわらず周りに聞こえる声で話し掛けてくる
「いや、なんでですか?」
「だって僕よりみねた好きなんですよね?」
「は?」
「僕は下の下だけど、みねたは上じゃないですか?どったらキスしてください」
「いやしませんよ。」
「僕、上板で降りるんで一緒に降りましょうよ」
「いや降りませんよ」
「中本って知ってます?」
「あぁ、ラーメンの」
「そうそう、中本の本店が上板にあるんですよ、友達が上板に住んでるから、寝てから起きて一緒に中本本店行きましょうよ」
「いや別に中本どこにでもあるし」
(行ったことないけど)
「本店の方がうまい噂らしいですよ?」
「いや結構です。」
「とりあえず友達待ってるし行きましょう!」
「友達って男ですか?」
「男です。実家です。3人で寝ましょう。」
「いやいや、おかしいでしょ、関係ないわたしいったら 笑」
「歓迎してくれますよ!」
「もう眠いんで帰ります」
「お喋り付き合ってくれてありがとうございました!」
実際にあった一コマ
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